ほっこり子育てワーキングママ

働きながらの子育ては、大変だけど幸せ。ほっこり楽しい日々の出来事に癒されて、子育て楽しいよって伝えたい。

お仕事のご褒美って愛息子からのプレゼント

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長男が4歳の頃のことです。

私が園に迎えに行くと、何やら赤い箱を両手で頭の上に掲げて、嬉しそうにこちらに走って来ました。赤い箱は、どうやらビスコの箱です。そのお菓子の箱を差し出して、超~上から目線でこう言いました。

「お母さんは、お仕事を、よく頑張っているから。はいっ、ご褒美。」

「あら、へえ~~、ありがとう~。」

長男にとっては大きいけど、私にとってはとっても小さな箱を受け取ります。そして、壊さないように、そっと蓋を開けてみると、荒っぽく折られたお手紙と、とても飛びそうにない、小さな紙飛行機が入っていました。

 

帰り道、いつものように聞きました。

「今日一番楽しかったことは何?」

すると、迷わず元気な声が返ってきました。

「お母さんにご褒美作ったこと。お母さん喜ぶだろうなって思い浮かべながら作ったから、すっごく楽しかった。ね、お母さん嬉しかったでしょう?」

私がいないときに、そんなに私のことを考えてくれてたんだ。。。胸が熱くなります。 涙をグッとこらえて答えます。

「うん。すっごく嬉しかった。」

「やっぱりね。そうだと思ったよ。」

私の感動が分かっているのかどうか、サラッとした長男の高い声が、これまた超~上から目線で返ってきました。息子はどう思っていたのか分からないけど、私にとっては、泣けるほど何より嬉しい、ご褒美でした。

 

長男は、同じ時間に迎えに行っているのに、日が長い夏になると

「お母さん、もう来たの?いま僕、面白いところだったのに。先生ごめんね。お母さんが来たから帰るね。」

というくせに、早く日が暮れる冬になると、情けない顔をして

「お母さん、遅いよ~。僕がどんな気持ちで待っているか、分かる?」

って責めました。

それでも、夏でも冬でも、母はできるだけ早く迎えに行こうと、昼間は一生懸命段取りを考えながら、仕事を進めていたものです。

 

だけどね、小学6年生になった長男は、ママが残業じゃないことを知ると、少しがっかりした顔をします。ママが帰るまでの至福のゲーム時間が減るからね。

いつでもママは、子供の都合で、言われたい放題です。

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