ドキドキ予防注射は 3人きょうだいの 順番が大事
5歳、3歳、1歳の、3人の子供たちの予防接種に行った日のことです。
毎回、スムーズに終わらせるために悩むのは、接種の順番。
ママが熟慮を重ねて決めた、一番手は長女です。
車に乗って、家を出発するときから、嫌がってた長女。
先生の診断が終わり、接種直前になって、ママの膝の上で尻込み。
「ねえ、やっぱりいやだ。お母さん、痛いから。」
お腹に回した手に、力を込めて、ママは絶対離しません。
「だ~いじょうぶよ~。すぐ終わるから。あっという間。」
「でも、でも長女ちゃん、やっぱり怖いし。。。」
という間に、先生は準備完了。
慣れた手つきで、打たれてしまいます。
「あ、あ~~~、あう。。。」
という間に、終了。
そんな様子を、隣の部屋で聞いていた次女。
「ねえ、最初はお腹をモシモシするの?」
お姉ちゃんの様子を、 よく聞いています。
「よし。元気だね。」
「次女ちゃん、元気だから、お注射はしなくていいよ。」
「ううん、予防注射は元気なときにするんだよ。」
「いやだ。次女ちゃん、元気だから。」
暴れる次女を、決して離しません。
「ぎや~~~、いやだ~~~。」
という間に、打たれてしまいました。
長女が隣の部屋からやってきて、次女を抱きしめます。
「よく頑張ったね。えらいえらい。もう終わったよ。大丈夫。」
「え~~~ん~~~。」
看護婦さんが、ニッコリ。
「小さいのが、小さいのを慰めてるね。」
そして、 ほほえましい風景を、大人たちがながめます。
長男は、ポカンとした顔でやってきました。
ここでは、看護婦さんが活躍。
「ほら、このおもちゃ、面白いよ~~。」
先生は手元を隠して、何かわからないようにしています。
「ふえ?ふえ~ん?ん?」
泣こうか、泣くまいか、、、迷っている間に終わりました。
ん~~、さすがプロ。。。
終わったらすぐに、看護婦さんが笑顔で、シールを選ばせてくれるご褒美。
帰るときに、長女はこんなこと言ってました。
「あ~、注射っていいな。だって、こんなご褒美がもらえるんだもん。」
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