癒し目的の盗聴
今日も賑やかな夕食でした。
長女の席にパパが座っただけなのに、
「長女お姉ちゃん、ひげ生えた?」
「お父さん、声が高くなったね。」
家族が次々に、声をかけます。
それに、入れ替わった前提で応える2人。
聞いていた次女が、笑いながら言います。
「我が家の会話、やっぱ録音したいよ。」
すると、パパが言います。
「もう一回やる?」
「ぜったい、さっきと違うって。」
「そんなに録音したいならさあ、常にしとかなきゃ。勢いの良い会話は、とれないよ。」
「やだよ、恥ずかしいじゃん。」
聞いていた長男が言いました。
「もし、我が家を盗聴してる人がいるとしたらさあ、癒し目的だよね。」
これを聞いて、我が家は大笑いなのでした。