一生懸命 ただジュースを飲む 長男の姿に癒される
公園で遊ばせていた長男が、よちよちとママの傍にやってきて、信頼に満ちた目で、ママを見上げて言いました。
「じゅーちゅ、ちょーだい。」
「はい。どうぞ。」
赤ちゃん用のストローをつけた、ペットボトルのスポーツ飲料を渡すと、てかてかの真っ赤なほっぺに笑窪を作ってニッコリ。
「あいがとー。」
どんな豪華なプレゼントかと思う笑顔です。
そして、ペットボトルの口の部分をつかみ、持ち上げようとします。
一応持ち上がるのですが、口を近づけようと顔を下げると、ペットボトルも下がります。
何度か繰り返し、無理だと判断すると、今度はペットボトルを下に置きます。
ペットボトルに、口を近づける作戦です。
少しずつ顔が近づいてくると、これでもかと、口を思い切り大きく開けます。
そのまま、長男にとって大きなストローが口に。
パクッ。
音が出そうなくらいの勢いで、くわえます。
そして、ペットボトルを両手で抱えて、ギューギューと音を立てて飲みます。
ところが、ずっと飲み続けると中の気圧が下がって、 だんだんと吸いにくくなります。
ボコボコッ、ボコボコッ。
時々、空気の音をさせながら、それでも、ひたすら吸い続けます。
ジュースを飲むだけで、ひたむきに一生懸命な長男。
日常の、ほんの一コマですが、私にとっては宝物のような、癒される思い出の風景なのです。
← ポチッとしていただけると、励みになります。
ワーキングマザーランキング