ほっこり子育てワーキングママ

働きながらの子育ては、大変だけど幸せ。ほっこり楽しい日々の出来事に癒されて、子育て楽しいよって伝えたい。

私が大好きなお話 もちもちの木は 子供達にはイマイチ不人気

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小学生の頃は、絵本を読むのが好きで、公民館の図書館の本をすべて借りつくした記録を持っている私。図書館の人に、読みたい本を買ってあげると言われたことがあります。

 

さて、そんな私が昔、大好きだったこの絵本を、本屋さんの店頭で見つけたときは、なぜか胸がキュンとしました。見慣れたページを開いて読むと、子供の頃の思いとは、また違った味わいがあって、この絵本が好きだった、過去の自分と対話しているような感覚を味わいました。

 

誰しも、そんな思い出の絵本が、いくつかあるのではないでしょうか?

 

5歳のまめたは、お父さんを亡くしたのでおじいさんに育てられている、色白の臆病な子。夜一人でおしっこに行けないのは、家の前で大きく手を広げるもちもちの木が怖いからだ。冬の夜には、もちもちの木が美しく光るのを一度見てみたいけど、怖くて見たことがない。だけどある日の夜中、おじいさんが腹が痛いと苦しんでいるのを見て、ひとりで冬の寒い山を裸足で駆け下りて、麓のお医者様を呼んできた。そして、もちもちの木が光っている様を見ることができた。人間、優しささえあれば、勇気はひとりでに出てくるものだっておじいさんに勇気をもらうお話です。

 

私にそっくりで、お化け屋敷に入れない、臆病な3人の子供達。昔の私のように勇気を与えられてるかしら?と思うのですが、私の期待に反して、あんまり人気のない物語です。

本当なら、我が家の思い出絵本ボックスにはランクインしないはずですが、私の思い出のために、こっそり保管されているのです。