子供用の 仏教の聖典に 大人のこころが洗われる
私な子供の頃から、熱心な仏教徒だった曽祖父や祖父の影響を受けてきました。
毎日、朝夕と仏壇に手を合わせる後ろ姿に、何となく感じるものがありました。
そして、私が一緒にお参りすると、祖父はとても喜んでくれました。
「ご仏飯を食べると、頭が良くなるぞ。」
いつもは祖父が、仏壇にお供えしているご飯を食べていましたが。
時々もったいぶって私にくれると、本当に頭が良くなった気がしました。
だから、私も子供たちに、もったいぶってご仏飯をあげます。
すると、きれいに3つに分けて、もったいぶって食べてくれます。
そんな、日々の生活から、信仰心は培われると考えている私です。
若いころから、沢山の本を読み、沢山のお説教を聞いて、僧侶と意見を交わしてきました。
だけど、この歳になって、子供の聖典に心を洗われる気がします。
小さな子供にも分かりやすい言葉で、大切なことをシンプルに表現している。
沢山の漢字と、込み入った言葉で、大袈裟に表現してある経典より、案外心に響きます。
だから、最近は寝る前に、子供の聖典の「ちかい」を、小さな声で読み上げます。
仏の子は すなおにみ教えをききます
かならず約束を守ります
いつも本当のことをいいます
にこにこ仕事をいたします
やさしい心を忘れません