宝石のような 家族との時間

今日、少し早めに帰宅すると、もっと早く帰宅した夫と子供達が、キャンプ用品の雑誌を覗き込んで、楽しそうに話していました。

リビングの入口で、家族の楽しそうな笑顔を眺めたとき、突然「幸せだな」という気持ちが胸の奥から突き上げてきました。

その後、せっかく家族そろって映画をみてたのに、うっかり眠ってしまって、最後に耳に残った優しい響きを含んだ声は、
「あ、お母さん、寝ないで。」
気づいた時には、映画は終わっていました。

そんな、小さな出来事が、案外幸せなんじゃないかと、私はいつも思っています。
もし誰かに、何もかも盗まれても、絶対に失わない。それは、幸せな思い出。そのために、私は生きていると言っても過言ではありません。

子供時代、青春時代、日々成長する子供達の笑顔と笑い声。

それを、少しでも沢山、目と耳に焼き付けようと思ったなら、宝物のような時間を大切に愛おしむしかない思います。

家族とのどんな時間にも、輝く宝石が散りばめられています。
その、日々一瞬一瞬の宝石のような輝かしい姿を、今のうちに沢山沢山、拾い集めたいと思います。