ほっこり子育てワーキングママ

働きながらの子育ては、大変だけど幸せ。ほっこり楽しい日々の出来事に癒されて、子育て楽しいよって伝えたい。

2回目ブロック注射と手術日の決定

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翌日は、痛みはさらに改善し、歩けるようになり、1人でトイレへも行くようになりました。

そんな平和なお昼前、若い新米看護師さんが、慌ててやって来ました。
MRIに行きましょう。」
車椅子で、バタバタ大急ぎで運ばれ、MRIの担当者から早口で説明され、あっという間にMRIに突っ込まれました。
上向きに寝て、さらにベルトで締めるので、患部が痛い。そのまま静止で40分の検査は、長い長い、長すぎる。何度も緊急停止のボタンを押しそうになりながら、自分で自分を慰めます。
ここで緊急停止しても、どっちみち姿勢が変えられる訳じゃないんだから、また最初からやり直すだけよ。今だけ我慢して、1度で済ませた方が絶対に良いよ。頑張れ私!

そして、病室に帰って昼食を食べたと思ったら、また新米看護師さんがやって来ます。そして、ストレッチャーをベッドから随分離して置きます。
「ブロック注射に行きましょう。」
まあ、新人さんだし、私も随分回復したから。頑張って、ストレッチャーによじ登ります。
ストレッチャーで、移動しながら、合流したもう1人のベテラン看護師が聞きます。
「ブロック注射、何回目?」
「4月に1回。今日は、2回目です。」
「あ、じゃあ医師の先生に、初めてですって言うんだよ。手順はさぁ、最初に○○。。。」

えっ?今、指示してる?初めて?まじで?怖いよ~、別の意味で。

説明してる間に、放射線関係施設に到着。
担当医による処置が始まります。なのに!いつまでたっても、初めてですって伝えていない新米看護師。緊張してるのでしょう。そこで、やむを得ず、私が告げる。
「ね?看護師さん、今日は、初めてなんですよね?先生に伝えるのよ、ね?」
「あ、そうなのね。新人だもんね。」
と応える担当医。ま、まじか。怖いよ。

でも、担当医の先生が丁寧に説明しているので、どうやら確実にやってくれているようでした。

そして、前回より痛くなかった?
「あまり、痛くなかったです。」
すると、先生。
「今回は、ちょっと優しくしました。」
多分、麻酔をしっかりしてくれたのでしょう。

翌日、痛みはすっかりなくなりました。だけど、膝の裏になんとなく違和感が残りました。

リハビリの場所も、病室からリハビリ室になり、ふらつきもなく、長距離を歩いたりできました。
そして、なんと階段も登ってみました。赤ちゃんのように、両足を揃えながら昇ったところ、無事クリア!
次は左右交互に昇るよう指示されます。ところが、右足だけ力が入らず、身体が崩れ落ちます。残念。。。

その日の夕方、主治医が来られました。
「来週、手術しましょうね。」
「えっ?痛みがなくなって、歩けて座れるようになったけど、ダメですか?」
「足に力が入ってないでしょう?」
先生は、左右の足の筋力を確認します。
「ほらね。やっぱり、手術した方が良い。この症状は改善しません。」
「ヘルニアは、何ヵ月かしたら消える可能性が高いんですよね?としたら、これも改善しませんか?」
「改善の可能性がないとは言わない。手術しないと言う人もいます。だけど、ヘルニアも大きいし、結局は手術となることもありますよ。」
「先生の判断としては、その可能性の方が高いんですね、」
「そういうことです。」
「専門の方が、そう思われるなら、そうなんでしょうね。分かりました。手術します。あぁ、でも怖いです。痛いの苦手だから。」
「大丈夫ですよ。簡単な手術だから。」

簡単。そうね。
先生は、毎日のように手術してるんだもの。何てことない手術なんでしょう。でも、人生初のヘルニア手術をする、私にとっては、簡単じゃあない。
しかし、そんな思いの中でも、スケジュールはあっという間に決まり、病院は準備完了です。

翌朝、主治医が顔をのぞかせました。
「手術、大丈夫ですか?」
優しい先生、気にして下さってるのかな。
「はい。怖いけど、覚悟はしました。」
すると、ちょっとほっとした顔。
「この症状ならね、手術で良くなりますよ。」

よし。
あとは、一生懸命治療するだけです。
最善を尽くして。

シャワーの許可が出ました。手術までに、身体を綺麗にしないといけないのです。服を着てる看護師と一緒に入って、髪も背中も足も、洗って拭いてもらいます。ちょっと恥ずかしい。
だけど、久しぶりだから、ものすごく気もち良くて、心までスッキリしました。