Fukushims50 原発に怒る長女
今日は、テレビの映画番組で、Fukushima50を放送していました。
この映画は、10年前の東日本大震災の福島第一原発事故で、原子炉と闘った吉田所長をはじめとする、現場の人々の物語です。
原子炉の圧力が上がって爆発寸前になっているにも関わらず、総理大臣が福島第一原発に視察に来て。そのときの怒りが再燃しました。
そして、ベテラン社員で構成した、決死隊6名が原子炉の圧力を下げるベントを、手動で開くために、放射線量の高い建屋へと突き進む。
そして、作業員達が決死で働いている傍らで、原子炉が無情にも爆発する。
それでも、日本を守るため、それぞれの人生をかけて、原子炉に立ち向かって行く悪夢のような時間を、大物役者が描き出します。
疲労と心身の限界のさなか、必死で立ち向かう現場が、怒りに震えた東京電力本社の非人道的で無知で高圧的な指示。総理大臣の器の小ささ。
映画を見ながら、何度も長女は叫んでいました。
何で?
なんでこんな思いをしたのに、いま日本の原発は稼働してるの?
日本人はバカなの?バカでしょ。
おかしいよ。
どう考えても、あり得ないでしょ?
この映画、現代の中学生全員に見せた方がいいよ。
知らなかったもん。
小さな子供だったから。
知ってたら、こんなこと許さない!
なんで?バカじゃん。信じられない。
そうだよね。全くその通りだよ。10年もの間、私達は何をやっていたのか。自然発電の話は一体どこへ行ったのか。
そして、汚染水を美しい海へ放出するなんて、福島県の住民だけでなく、国民を何だと心得ているのか。
南海トラフ地震に関東大震災、数々の危機がいつ訪れてもおかしくない日本で、バカとしか思えない、日本の電力政策。
東電をのさばらせておく、無力な市民。
ここに、現役世代として生きながら、情けない気持ちになりました。
参観日 異例の2回発表を 長男自ら交渉
今日は、今度こそ最後の参観日。
だけど、ママは年度末で大忙し。コロナで自分の地域の割当だった前半には、どうしても行かれませんでした。
やむを得ず、後半を参観。
ところが、6年間一番の思い出の発表は、地域ごとに分割。長男の発表は、前半に終わっていました。長男とアイコンタクトして、指でオッケーマークを作ります。
そうはいっても、6年間お世話になったお友達が、次々と発表するのも興味深い。沢山の思い出に、胸を熱くしました。
さて、最後の発表が終わったところで、長男が担任の先生と何か話していました。
「みなさん、長男くんのお母さんが見えているので、残った時間で発表させていただこうと思います。」
ママはビックリ。深々と頭を下げました。
まさか、聞けるとは思わなかった長男の発表。高くて可愛い声に耳をすませて、携帯で動画撮影。本当に幸せな時間でした。
さて、帰宅して長男か言ってました。
「僕、お母さんが見えてから、早く終わったら先生にお願いしようと思ってたんだよね。お母さん、帰ったらどうしようと思って、お母さんと時計を、何度も見てたよ。」
「ありがとう。とても良かったよ。」
「最後だからねぇ。」
もともと恥ずかしくない長男。最近はしっかりしてきて、随分思い切ったことをするようになったなぁと、改めて思いました。
人生を悟る小学生長男 たかが参観日だけどね
長男の参観日、最後だと思ってたママですが、なんと、また開催されることになりました。
お休み、取りにくいなぁ。
さて、参観日について、長男から情報収集。
「何をやるの?」
「卒業文集に書いた内容を、スピーチするんだよ。しまったなぁ。スピーチすると分かってたら、あんな恥ずかしいこと、書かなかったのになぁ。」
「そうなの?いいじゃん、カッコイイって。」
「いやぁ、それを皆の前で言うんだよ。恥ずかしいって。」
「大丈夫よ。誰も最初の一人目くらいしか、真面目に、聞いてないからさ。」
「そういうときに限って、1番を引くんだよね。」
「くじ運、悪いもんね。」
「まっ、人生なんて、そんなもんよ。」
たかが参観日の発表で、人生を悟ってみせる長男に、クスッと笑ったのでした。
コナンの超高いマグネット 可愛くねだられると弱いママ
名探偵コナンが大好きな次女。
先日、可愛く首をかしげて、じっと見つめられました。
「回転寿司屋さんで、マグネットがあたるキャンペーンやってるの。行きたいなぁ。行きたいなぁ。」
こういうことは、いつもより少し高い声を使う次女。いつの間に覚えたんでしょう?
さて、コロナも少し落ち着いたし、次女の学年末テストも終わったので、やむを得ず子供達を連れて回転寿司に行きました。
コロナ対策万全の店内で、我が家のテーブルに鳴り響く、マグネット当たりの音楽。次女がニコニコして開ける姿を、見ているだけで嬉しくなっちゃう、親バカなママなのでした。
しっかし、高いマグネットになったこと。
働くママには忙しいのよ ひな祭り
今週のお題「雛祭り」
イベント大好きな我が家。
今朝は、子供達のなかでも、特にイベントが好きな次女に聞きました。
「今晩は、何かな?ちらし寿司?」
「うん。あと、和菓子。練切がいいな。ねえ、桃の花って、どんなのだっけ?」
さあ、今日も忙しい夕方になりそうです。
地元の美味しい和菓子屋さんは、夕方7時には閉店。残業せずに帰宅するため、今日は仕事をしながら時計を見る回数が倍増です。
そして、夕方3時に閉店するお茶屋さんには、昼休憩に速歩きで、抹茶を買いに行きました。時間ギリギリなのに、レジで前の女性がのんびりしていて、カリカリしながら支払い、何とか昼休憩中に職場に到着しました。
そして、仕事も超特急で終わらせて、また速歩きで和菓子をゲット。スーパーでちらし寿司の材料といちごを購入。スーパーのお花のコーナーで最後の一つだった桃の花を購入しました。
いつも帰りの遅いパパも帰宅して、家族で賑やかにお祝いです。
子供が小さい頃から、お雛様に使ってきたキティちゃんの重箱。今日は、小さすぎて全然足りず、ちらし寿司は重箱おかわり2杯でした。昔は余ってたのになぁ。
3月は年度末で、実は仕事が忙しい。今日のために、昨日の夜遅くまで残業していて、クタクタだったので、面倒くさいなぁと思う気持ちに負けそうでした。
重い足をひきずりながら、子供達が自立したら家族揃ってお祝い出来なくなるから、一生であと何回祝えるか分からないお雛様を、やっぱり頑張ろうと、改めて心に誓いました。
家族揃ってイベントは、楽しいけど辛い。
働くママには、シビアな日々です。
楽しく聞いてくれるからできる 本の読み聞かせ
小学校6年生の長男ですが、少し前に眠れないと言うので、絵本の読み聞かせじゃなくて、小説の読み聞かせを始めました。
長男にリクエストを聞くと、超高速参勤交代が良いと言うので、一日に10ページ前後で読み聞かせていました。
これが大人的にも面白くて、実直な登場人物と嫌味な敵役に、長男と2人で笑ったり、突っ込みを入れたりしながら楽しみました。
そして、あっと言う間に終了。
こんどは、参勤交代リターンを購入して、またまた読み進めています。
昨夜読んだシーンは、ほんと面白かった。うっかり沢山に読み進めてしまって、ふと気が付くと、長男はぐっすり眠っていました。
しまった、どこまで聞いたのかな?
子供が小さい頃は、毎日絵本の読み聞かせをしていて、子供全員が読書好きになったので、感心した夫に、褒められたりもしたのだけれど、実は自分が楽しかったんだなぁ。
聞いてくれるから、楽しく読める。
子供達に、感謝しなきゃなぁ。