ほっこり子育てワーキングママ

働きながらの子育ては、大変だけど幸せ。ほっこり楽しい日々の出来事に癒されて、子育て楽しいよって伝えたい。

人生は思い出で できている

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本田健さんの本を読んでいて、この言葉に出会い、居ても立っても居られない気持ちになりました。「人生は思い出でできている」私は、全くその通りだと思っています。

 

子供を育てる生活が、あんまり楽しくて、子供達があんまり可愛いので、勿体無くて文章に残すことにしたんです。だって、すごく面白いことを、毎日のようにプレゼントしてくれるんだもの。

 

今日、長男が小学校を卒業しました。

この小学校にも、私のとっておきの宝物の出来事が、沢山詰まっています。大好きなママ友達にも沢山出会った場所です。

 

長女の初めての運動会では、高学年の徒競走の迫力に驚きました。6年間でこんなに成長するのか、すごいなあって。思ってる間に、「お姉ちゃん、がんばれ〜」と、椅子の上に立って大声で応援していた、小さな末っ子長男が、いつの間にか、ど迫力で走り抜ける高学年になっていました。

 

「前向いて、シャンシャン歩いてる?」と三年生になっても、一年生の頃の担任に指摘されていた次女が、モヤが晴れたように、シャンシャン行動する中学生になりました。廊下をのんびり歩いている次女を、複雑な気持ちで見つめた過去が、不思議なことに、今度は愛情深い良い思い出になりました。

 

そして、初めての小学生をドキドキ体験した長女は、高校生。すっかりお姉さんになったと思っていましたが、今日の卒業式でたまたま出会った長女の同級生も、すっかりお姉さんになって、スラリとした長い髪の女性に成長していました。「もしかして○ちゃん?綺麗になったねえ。」というと、恥ずかしそうに肩をすくめるだけでした。うわ〜、お姉さんになってる〜。

 

こうして、少しずつ大きくなっていく子供達の成長が、そのときその時全て、私の人生の大切な思い出だと、改めて思いました。長女の同級生の成長を感じる気持ちも、そのまま大切な思い出として、忘れたくない。

 

感動した心は、大切な宝物として、残しておきたいのが私なのだと、改めて感じました。

 

つまらん種と言われて怒り出す スイカのたね

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このお話、おばあちゃんが植えたスイカの種を、何か素敵なものを埋めたと勘違いした森の動物たちが、「な〜んだつまらん種か」と言ったことから発展します。

 

なんと、つまらんと言われた種が、カンカンに怒り出すのです。

 

そして、どんどんツルを伸ばして、大量のスイカの実をつけます。

イカを包丁で割ったら

「これでも、これでも、つまらん種かい!」

と怒り狂った大声が聞こえてきます。

子供たちは、スイカの種が、本気で怒るので大笑い。

 

だけどね、私はこの物語の底に、どんな小さなものでも、つまらないことはない。

誰もがプライドを持って、大切な貴重な役割を果たしているのだという、メッセージを読み取れると思う。

イカの種は、怒って当然なんです。

 

子供たちが、誰かに軽く扱われたとき、ちゃんと怒れる人になってほしい。

そして、誰かをつまらんと言う人間に育って欲しくはない。

口にはしなかったけど、そういう思いを持って、読み聞かせてきたつもりです。

 

娘の手作りチョコのお返し 忘れたパパ

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ホワイトデーが近いので、パパには何度も、娘達へのお返しを忘れないように言ってました。

にもかかわらず、すっかり忘れてたパパ。

私に散々文句を言われながら、娘も連れて家族で、閉店ギリギリのショッピングセンターに飛び込みました。
速歩きでホワイトデー特設コーナーに到着しましたが、そこには空の棚ばかりが並び、残りのお菓子は、いかにも人気のなさそうな商品がほんの少しばかりしかありません。

女3人、残りもののお菓子を見つめ、途方に暮れました。
「ま、見た目より味よ。」
と気分を変えた長女と、トボトボ後ろに従う次女。やむを得ず、普通のお菓子を購入しました。

今日のお昼休憩は、パパにガッツリお説教。
姉妹は、一日かけた手作りチョコだったんだから、今週末には評判のお店で、お詫びに美味しいケーキを買うように、強く要求しました。

男ってやつは、全く。
女心が分かってないんだから、もう。

パパが料理 暇な時間を持て余す

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土曜日のことです。夕食を何にしようか迷っていたら、夫が言いました。
「カレー作ってあげようか?」
「本当?ありがとう!」

私も台所に立ちますが、いつも1人でカレーを作ることが多い夫には、なんだか邪魔みたい。
「ゆっくりしたら?」
そう言われてリビングに戻って気づきます。
私、子供が産まれてから、ほとんどゆっくりしたことない。しかも家族がいる場でなんて一度も。

だけど、子供も大きくなってきて、こんな時間も増えてくると思われるので、一生懸命ゆっくりする内容を考えました。そして、最近寝る前に少しずつ読んでいる小説を読むことにしました。
「じゃあ、ちょっと明治時代のフランスに行って来るわ。」
「行ってらっしゃい。」
夫は、嬉しそうにニッコリしました。

子供が独り立ちしていく未来に向けて、少しずつ趣味も増やして行かないとなぁ。

子育てひろばの 立上げメンバーと再会

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スーツ屋さんで、自分用の春のスーツを購入していたら、突然、懐かしい女性から話しかけられました。
それは、昔一緒に子育てひろばを立ち上げた、ママ友でした。

自分たちが子育てしんどかったから、そんなお母さん達を、手助けできるようなひろばを作りたい、そんな思いを分かち合い、協力してくれたのは、みんな3人きょうだいのママ達でした。
オムツのはずれていない、我が子を抱えながら、連日協議して、場所や名前やコンセプトを決めて、新しく子育てひろばを立上げました。

そんな彼女はこの日、長男の大学入学式のスーツを、購入していました。
「もしかして、一人暮らしするの?」
「そうそう。もうアパートも決めてね。早いよねぇ。」
「うわぁ。うちも目前だよね。嘘みたい。」
「みんな元気?いつも年賀状ありがとう。」
次々と懐かしい名前。

彼女は、優しく明るく前向きな、本当に素敵なひとです。そんな素敵な友達が、私の周りにいること。そのことが、ただ素直に、有り難いなって思いました。

ボランティアって、本当に素敵な出会いを運んでくれます。子育てひろば、やって良かった。

小学校を卒業 大きくなっても親子は親子

今週のお題「〇〇からの卒業」

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小学校を卒業し、中学への準備のためショッピングセンターに家族でお買い物に行きました。
お姉ちゃんがいるから、情報は十分。買うものも次々と決まります。

ところが、お姉ちゃんと違うのは、買い物への考え方。
「ペンケースがいるんじゃない?」
「小学校のときのが、使えるからいいよ。」
「シャーペンは?」
「僕、鉛筆が好き。まだ使えるよ。」
そんなこんなで、買うのはノートくらい。

買い物が終わって、店の出口のガラスに家族が映りました。楽しそうな夫婦の後ろに、親より少し小さな3人が、楽しそうにお喋りしながらついてきています。

子供達は、大きくなってきたけど、それでもまだまだ親子だなって思いました。

6年生を送る会 苦労した長男 お礼の挨拶

今週のお題「〇〇からの卒業」

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末っ子長男が、いよいよ小学校を卒業し、私も小学校の保護者を卒業します。なくなると寂しい、真っ昼間に招集されるPTA活動。文句を言いながら参加したものです。

さて、コロナ渦でも工夫して実現した、6年生を送る会。お礼の挨拶を募集したけど、誰も立候補しなくて、担任の先生が困っているのを見てられなくて、渋々手を挙げて引き受けた長男。

その日の夜に、すぐ作成するように言われた、挨拶原稿に、翌日は赤いペンで大きく☓が描かれ、その下には「何か言いたいのか分かりません。何か言いたいの?」
と書いてありました。

理不尽さに、すっかりやる気を失っている長男と、一緒に推敲して、なかなかの文章に仕上げました。ところが翌日は、最初と最後以外、また大きく☓されてました。
「何だかなぁ。」
「確かにねぇ。ま、いいじゃない?一応、言うことは決まった訳だしね。」

可愛そうな長男だったけど、先生方にも強いストレスがかかっているのだろうと感じました。

大人のストレスは、こうやって弱い者に向けられる。コロナの二次被害だろうと思います。

だから、必要以上に自分を追い込まないための、工夫が必要なんだろうと思います。

私達は、大人だものね。