大雨も 詩になる 子供の 素直な言葉
大雨のなか、車で子供たちを幼稚園に送っていきました。
目を輝かせて、窓の外に目を向ける長女。
「わあ、川の水がすご~い。」
「あふれ出しそうだね~。怖いなあ。」
「あふれたら、そこらじゅうがお風呂みたいになるよ~。」
「そしたら、 泳がなくちゃいけない。長女ちゃん、泳げるようになるかも。」
いやいや。。。
「道路はお風呂みたいになるけど、幼稚園のプールは大丈夫なんだよ。」
と、にっこり話す次女。
なぜ?なぜプールは大丈夫なんだ?
川の増水を見るたびに、歓声をあげる長女が、思い出したように言います。
「海や川に近付かないようにしましょう、だよね。。。」
「だって、危ないでしょう?」
「うん、そうだね。」
次女が突然言います。
「お母さん、コトコト言ってるよ。」
「え?コトコト?」
車に故障があって、変な音でも出てるのでしょうか? 耳を澄ませます。
「ほら、前がコトコト。ほら、そこ。」
次女が指差すのは、フロントガラスです。 あ、コトコトって、大きな雨粒の音のことね。
「ほんとだ。コトコト言ってるね。」
子供の表現って、なんて自由なんでしょう。
大きな水たまりで、車が水しぶきをあげます。
「わ~、すご~い。」
と歓声をあげる長女。
次女は、手を大きく広げて言います。
「いま、鳥みたいだったよ~。」
ただの大雨も、子供たちにかかると、詩になります。
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