パパのお誕生日は 子供たちにナイショで パパの欲しいものを
ある日の夜、パパが寝室に入ると、長女がこっそりママに近づいて、小さな声で聴きました。
「ねえ。ちゃんと準備してる?」
「何を?」
「あぁ、もぉ~。もうすぐ、お父さんの誕生日でしょ?」
「あ、そっか。」
「もう、だめじゃん。」
子供お誕生日は、絶対忘れないのに、うっかり忘れてしまうパパの誕生日。
子供達は、もう話し合いをして決めているんだそうです。
長女はお手紙。
次女はケーキ。
長男は工作。
毎回、定番になりつつあるけど、得意なことがあるのは良いことです。
さて、ママは唯一お金を持っている大人として、素敵なプレゼントの購入を要求されます。
だけど、どうせなら本人が希望するものを、効率的に買いたい。
そこで、パパをこっそり誘って、一緒にプレゼントを買いに行きました。
「ナイショってことになってるからさ、うまいこと喜んでね。」
「あ、はい。」
そんなこんなで、ロマンティックじゃない、夫婦のお誕生日の、準備完了です。
う~ん、一体、誰を喜ばせるお誕生日会?
結局、子供達?