ほっこり子育てワーキングママ

働きながらの子育ては、大変だけど幸せ。ほっこり楽しい日々の出来事に癒されて、子育て楽しいよって伝えたい。

今となっては 家事もデキル夫だけど

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長女が産まれたばかりで、育児休業していたころのパパは、ただ嬉しいばかり。笑ってるときだけ抱っこして、オムツは女の子だから、恥ずかしくて出来ない。

そんな頼りないパパでした。

職場復帰して、祖父母の支援なしで、いよいよ3人の子供を抱えて働き出すと、いつもクタクタで風邪ばかり、土日は寝てばかりのママに、少し驚くパパ。育休中のように、のんびりしていられなくなりました。

そして、まずは朝が苦手なママに代わって、子供たちを起こすことを覚えました。ヒーローの真似をして、大声のハイテンションで、
「朝が! 来た~~‼️」
と叫ぶと、子供達は大喜びで飛び起きて、一緒に叫びます。これが、パパ初の成功体験でした。工夫して、ママより上手にできたのです。

そんなパパが、育児に無理矢理引きずり出されたきっかけは、きっとインフルエンザでした。5人家族の、次女とパパ以外、全員感染したのです。

遠く離れた部屋で、パパが大好きな長い髪を持つ、幼稚園児だった次女の髪の毛を、腰をかがめて下手ながら苦労して結ぶ姿に、なんとも言えない感動を覚えたママ。

その時に作った甘口カレーが、お店よりも美味しいと、子供達に大評判。続いてチャーハンも大成功を納めました。
だからそんな、パパの数少ないレパートリーに、ママは絶対介入しないことにしました。

それても、中学生になった長男に言わせると
「お互いが認めれば、もっといいのにな。」
核心をつく指摘。お互い、自分こそ家事が上手だと、譲らないことがバレてました。

でもこうやって、文句言ったり、喧嘩したり、泣きながら、沢山のピンチを乗り越えて、多分夫婦の絆は強くなったと思います。

家事も仕事と同じで、依頼するとなったら、ある程度相手に方針や方法を、任せる必要があります。そう、時には認めたり誉めたりも、必要なのでしょう。

家事のやり方も、ママの思うとおりには、いかなくなって当然。しかも、給与等は発生しないボランティアなのだから、依頼の仕方や責任分担も、熟慮して戦略的に、相手が納得しそうな説明の上で実施した方が、きっとスムーズでしょう。

家族とはいえ、そこを仕事風に考えると、女子として家庭を切り盛りしたい欲求を、冷静に考え直せるかも?