あっぱれ次女 夕食は栄養満点
ママが大きな会議があって、夜遅くまで帰れなかった日。
パパに子供たちのことをお願いすると、 こう言われました。
「俺も忙しいからね。夕食を買って帰って、また仕事に戻るよ。」
会議が終わって、パパに電話すると 、
「ああ、ごめん。帰れなかったから、何とか食べとくように言っといたよ。」
「まじで？」
慌てて子供たちの携帯に電話。
すると長男が出て、元気よく言いました。
「次女お姉ちゃんが、何か美味しいもの作ってるよ。」
次女に電話を代わってもらう待ち時間、なんて言おうかと考えます。
「我が家の第２の主婦さん、ご苦労様です。」
すると、次女のかしこまった風な声。
「はい。」
「え～、何をおつくりになってますか？」
「肉と、野菜を作ってるよ。」
「お母さんにできることは、ありますか？」
「う～ん、ないと思う。」
「何か買って帰る必要が、ありますか？」
「別に、いいと思うよ。」
帰ってみると、まあ、栄養満点の野菜の煮物と、鶏肉の照り焼きが、作ってありました。
そして、当たり前のように、３人の子供たちが夕食を食べているのでした。
何ていうか、とうとう我が家もここまで来たなと思いました。
家事をするママは、もう、必要ないか？
次女ちゃん、あっぱれです。
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