果物パーティーは 我が家の安上がりな 特別行事
「土曜日なんだからさあ、ちょっといつもと違うことしようよ。日常じゃないこと。」
「何がしたいの?」
「服、買いに行きたい。」
そうだよね。
コロナの影響で、自宅待機も3か月になった子供達。日々を頑張って楽しんでいますが、外に出たい。だけど、服を買いに行くのは、少し早すぎます。
「何か面白いこと、ないかなあ?」
そこで、思いついた、食いしん坊長男。
「ねえ、果物パーティーしようよ。」
「いいねぇ~。」
「やろう、やろう。」
我が家の果物パーティーでは、子供に2,000円を渡し、家族で食べる果物を買ってきてもらいます。スーパーでこの金額だと、かなり沢山の果物が買えます。
「ねえ、ピザも作ろうよ。」
「いいねぇ。」
コロナで退屈している子供たちに、押入れからパン焼機を出したのです。
そこからは、子供たちがワチャワチャと会議。
買い物代表を決定し、賑やかに調理を始めます。
そして、2,000円のなかで、冷蔵庫に不足した、チーズとジュースも買うことになります。
食事が出来上がり、家族全員が集合した食卓。
「ねえ、乾杯しようよ。」
「いいよ。」
長男が、あっという間に5人分のグラスを持ってきます。
「緊急事態宣言、一部解除を記念して、かんぱーい!」
こうして、今日は土曜日の、日常ではない特別感は、演出されたのでした。
家族5人で外食したら、2,000円じゃ絶対に収まらない。
だから、果物パーティーは、実は安上がり。
だけど、子供たちにとっては、2,000円という大金で、自由に買い物できる贅沢な行事。
お互いにとって、都合の良い行事のはずなのに。
いつも忘れていて、目標としていた1か月に1回は、実現できていないのです。
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