キレイなバラだね 声変わりした長男のお友達の 青年への脱皮
梅雨の晴れ間の日曜日の午後、6年生の長男のお友達が遊びに来ました。
小学2年生で同じクラスになってから、ずっと遊びに来ていた、そのお友達。
彼は、ここ最近で声変わりしました。
丸顔で、明るい目をした、賑やかな子でした。
ところが、いまは少し頬がほっそりとして、賑やかだけれども、はしゃぐ様子が、少し落ち着いてきました。
ママが、お庭から取ってきたバラの花を、花瓶に活けて、次女に
「ねえ、見て。キレイじゃない?」
すると次女も感嘆の声をあげます。
「おぉ。」
すると、男の子二人が、パッと振り向きました。
長男のお友達が、じっとバラを見つめて言います。
「本当だ。キレイだね。」
長男も高い声で、明るく同意します。
「うん。キレイ。」
その姿を見て、ああ、成長していってるんだなあと、感慨深く思いました。
出会ったころの少年だった彼らは、花をじっくり見ようとは思わないような子供でした。
だけど、美しいものに、心動かされる青年になろうとしている。
いま私は、長男のお友達の、少年から青年への脱皮を、目撃してるんだなと思いました。
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