頑張り屋で真面目な ワーキングママの 進むべき道なき道
最近、ワーキングママがなんだか流行っています。
なぜかっていうと、人手不足など様々な理由がるのでしょうが、国が女性の社会進出を求めているからでしょう。
そのために、女性の管理職への登用を促進させ、30%を目標にしてるとのことです。
この数字に、企業は震撼。
うちの職場を含めて、とっても達成できる気がしない割合です。
先日仕事で、大学生ボランティアとの会議を開催して感じたこと。
それは、女子学生の活躍ぶりが顕著なことです。
今に限らず、学校を本当に引っ張っていく牽引力になっているのは、案外女子学生。
男子学生の陰で、黙々と物事を進めて、実現していきます。
だから案外、何を聞いても知っているのは、女子学生だったりします。
そう考えてみると、実力があるにもかかわらず、社会に出たとたん、実力を発揮できない。
それが日本社会であるような気がします。
さて、うちの職場でも30%の管理職を目指し、魔女狩りスタート。
ちょっとでも怪しい態度の女性は、すぐに管理職ルートに乗せられます。
それを避けたいのは女性職員。
どうやってその網目を潜り抜けるか。
私は、自分の手柄はこっそり他人に渡して、出来ないバカな女でとおしています。
ところで、なんで管理職が嫌なのか?
決まってます、夜中の長時間残業が約束されているから。
そんな勤務体系で、女性管理職なんて誕生するはずないのです。
子育ては手抜きせず、宿題は当然みてやり、毎日ランドセルの中身を確認。
そして、朝ごはんは立派に食べさせ、夜は早く寝かせる。
それをやりながら、職場では夜中まで残業して、一定以上の成果を求められる。
週末は子供たちを公園に連れて行き、スキンシップをたっぷり。
そして休日出勤も厭わずバリバリ仕事をこなす。
そんなの、スーパーマンでもできません。
本当に挑戦したならば、病気になるママ続出ですよ。
子供達にとっては、たった一人の大切なママなのに。
新しい働き方、それは、ワーキングママが自分たちで考えなきゃいけないのかも知れません。
社会の中で、男性と共存しながら、子育てと仕事が両立する環境をどう運営するか。
その旗振りは、女性自身が考えて、道なき道を切り開いていくしかないと思います。
そうやって、いつの時代も、道なき道を切り開いている、女性達。
真面目で頑張り屋の女性だから、できることだなって思います。
そのために、私は自分の業務でテレワークを積極的に実施。子育てママの仕事枠を確保しようと奮闘中です。
事業所託児の道も模索中です。
私が就職したばかりの頃から、横行していたセクハラが改善されたように、お茶くみ業が廃止されたように、先輩ワーキングママが切り開いてくれた道をあるきながら、私も道なき道を、後輩のために切り開いて進みます。