可愛い娘のためならば パパがチケットを取る熱意

今日の午後。
次女が大好きな映画を、友達4人で観にいきました。夕食の時間は、みんなで次女の話しに耳を傾けます。

頑張って、４人分のチケットを手配した、パパが聞きます。
「あの席、どうだった？」
すると、嬉しそうな可愛い顔で、親指を立ててまっすぐパパに突きだします。
「最高だった。」

「俺でさえ、あんな席でみたことないよ。」
パパは夜更かしが苦手なのに、映画のチケット発売以降は、毎晩12時に発表されるホームページでの席の予約を、欠かさずチェックしていたのです。

そして、ほぼ一番乗りで、会場のど真ん中の席を確保。
可愛い娘のために、思わず頑張ってしまうのは、ママだけではありません。

可愛い娘に、最高だったと誉められて、鼻の下を伸ばすパパ。
「次は、何するの？」
頑張りたくて、猫なで声で、役割を求めるパパに。
「ん？次は特にない。」

可愛い娘に、つれなく不要と告げられ、人知れずがっかりしている横顔を、ママは微笑ましく見ているのでした。