優しい気遣い 感じ合う心に ほっこり
雨といっては曇り、曇りといっては降り。
傘を持つか持たないか、迷う梅雨間近。
お昼休憩に、食堂から外を眺めていたら、傘をさしていない同僚を、傘に入れてあげようとしている人を見かけました。
2人仲良く並んで、数メートル進んでから、入れてもらってた人がほかのルートに歩きだします。すると、傘の人が少し追いかけます。
「いいよ。入ったら?」
「いやいや、こっちに行くから。」
「遠慮しなくていいのに。」
そんな明るい声が、聞こえるようでした。
ああ、いいなぁ。
見ているだけで、ほっこりしました。
私が廊下を歩いていて、職場に入ろうと思ったら、後ろから歩いて来る人がいたので、先に行ってもらってから横切ろうと、スピードを落としたら、後ろの人も、私に横切ってもらおうとスピードを落としました。
あれ?振り返って目があって、お互い微笑しました。そして、私が彼の前を素早く横切りました。
そんな、優しい触れあいが、私は好きです。
そんな人が、沢山働いている職場だから、私はここで働くことが好きなのです。
コロナで殺伐としているからこそ、温かい心の触れあいが、より深く胸に響きます。そんな素敵な気遣いが、少しでもできたらいいなと思っています。