松田聖子って誰？ と次女

テレビ番組で、松田聖子のsweet memoryが流れると、長女が釘付けでした。曲が終わると、感じいった声で言います。
「めっちゃ、キレイな音楽じゃん。」
「松田聖子ってさ、良い曲、歌ってるよね。」
ママも大満足です。

ところが、テレビの昔風の映像を、チラッと見た次女。
「ねえ、松田聖子って誰？」
ママにとっては、常識中の常識。言葉を失っていると、長女が解説します。

「うーん、昔のアイドル。昔の、西野かなって感じ？」
解説すると、そ、そうなるんだ。
ママは呆れます。

ところが、次女は、サラリと言います。
「ああ、そんな感じ」
え？いいの？それで？
ママは、慌てて、それでも長女にききます。
「えっ？それで通じた？」
「さあ？」

だよね。
正確になんて、そう、無理だよね。

当然、立ちはだかる、時代の壁。
当たり前の事実に、ママは時々、戸惑うのです。