高価なチョコレート 無表情で食べる横顔
今日のお昼休み、職場のロビーでチョコレートの販売をしていました。この時期、ここで販売するなら、障がい者団体か地域振興です。協力しなくちゃ。ママは、お店に近づきます。
やっぱり思ったとおり、障がい者団体。
しかし、掌半分のサイズのチョコレートが、なんと1000円!高い!
だけど、ここは思い切って、エイヤッと購入しました。
大好きな優しいお隣さんと、半分にして職場で食べるつもりだったけど、
「子供達にあげたら?」
と言われて、
「あ、そうか。ありがとう。」
感謝して持ち帰りました。
皆で食べると、何倍も美味しいから。
夕食後に、待ちきれずお皿に入れて、テーブルの真ん中に置きます。ゆっくり手を伸ばす、グルメな次女。
「美味しい?ねえねえ?美味しい?」
ママが賑やかに聞くと、色白の横顔が、ニコリともせず頷きます。
「うん。」
ママもパパも、すごく美味しいから、子供達に譲って、一欠片の味見程度しか食べてないのに。
「テンション低っ。美味しい顔じゃないよ。」
すると、表情ひとつ変えず言います。
「そうなん。」
「そうなんって。」
ママは逆に、すごく可笑しくなって、大笑い。
すると、次女はまんざらでもない顔で、笑っているママを、見ています。
反抗して、ちょっと満足そうな、次女の口元。
反抗期!
中学生女子、反抗期真っ盛りです。