戦争について、自分のこととして考えることが必要だと、長女から学んだ私。

中学時代の親友に教えてもらって、今日はYouTubeのライブで、語りべさんによる広島の原爆体験を子供達と一緒に聞きました。

語りべさんは、心を込めて、平和の大切さを伝えて下さいました。
印象に残ったのは、高校の美術部の女の子に、「助けて」とモンペの裾を握られたのを、振り切って逃げた体験を、絵画にしてもらったお話です。綺麗な死体しか現代人は見たことがないから、最初はピンク色だったそうです。赤黒い色を伝えるのさえ難しく、完成に１年半かかったのだと聞きました。鬼のような形相も分からず、仁王像を見てもらったんだそうです。
平和な時代に生きる私たち。
被爆体験は、本人以外が伝えるには限界があるのだろうと感じたエピソードでした。

だけど、長女はそうではないと言いました。
「今からこそ、平和を発信することが、重要になってくると思うよ。」
そう強く主張する若い魂から、未来に希望を感じました。

戦争になると、私の大切な息子や娘が、兵隊として人殺しをすることになります。そして、考えたくもないけれど、命の保証はありません。
こうやって、自分のこととして戦争を考えたとき、賛成なんてあり得ないはずです。

改めて、世界平和について、戦争の恐ろしさについて、伝えるべき責任を、強く感じました。

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